新年に思う

 新年あけましておめでとうございます。
 三が日は、妻の手作りおせち料理と焼酎を美味しくいただきました。翌日は、「祐徳神社」参詣で道路が大渋滞するので回り道して妻の実家に行き、親戚寄りで楽しく歓談するのが恒例となっています。

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 年賀状は予想以上に180枚ほど届きましたが、政治の先行きを懸念する内容が大半でした。毎年、印象に残ったものや工夫を凝らした年賀はファイルして残し、83年以来続けています。私自身の年賀状と暑中見舞い状も、アルバムに収めて「作品集」としています。
 今年の年賀状は、私の名前以外は「特定秘密」で墨塗りして、正月恒例の飾り物と一緒に添付します。

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 (床の間)                        (玄関内)

 ところで、朝日新聞では「第一次世界大戦の遠近法」というシリーズものが始まり、なかなか興味深い内容です。1914年から18年にかけて戦われた人類最初の世界戦争で、31か国が参戦して戦死者は約1千万人と言われます。
 日本も日英同盟を大義名分に参戦し、アジアの空白につけ入って中国大陸へ派兵し、ドイツの権益を武力奪取しました。

             第一次大戦1

   プロローグで――「あの大戦は、当事者も起こるとは思っていなかった」「東アジアに第一次大戦の悪夢が繰り返されなければよいが」と懸念するのは、藤原帰一・東大教授。尖閣諸島の付近で局地戦が起きる可能性の想定は共有されているが、「全面戦争にエスカレートする可能性もあるとの前提を織り込むべきです。(中略)ミサイルで攻撃ができる現代は、当時より戦争が早く拡大します」と語っています。

        08_1[1]

 この大戦で、中国側に「21カ条要求」を突き付け、アジアで「帝国」への道を驀進していくことになります。この戦争政策を批判したのが石橋湛山(後に首相)で「(中国侵略は)帝国百年の禍根を残す」と喝破しました。一方、この大戦後、「中国革命の父」孫文は「中国人は、日本が『帝国主義』的だから恨んでいるのだ、この激しい排日感情は『百年を経るも忘れざる』ものだろう」と語っています。

石橋湛山   孫文
       (石橋湛山)                       (孫文)

 第一回では――「東アジアに国境という概念が作られたのは、せいぜい19世紀後半」(作家・黒川創)。「少なくとも明治維新まで、国境という明らかな観念は、東アジアの海域にはなかった。尖閣問題の核心が、漁業や海底資源なのだとすれば、協定を結べばいいだけの話」(科学史家・山田慶兒)。「国境線問題で、米国を後ろ盾に中国を牽制しようという〝保守派〟は、現実を認識できていない」(中島岳志・北海道大学准教授)などの論考を紹介しています。

 今年は、安倍劇場の第二幕。「アベノミクス」という煙幕を張りながら、「国家安全保障基本法案」や「集団的自衛権の行使」など❛海外で戦争できる❜国造りへ向けて驀進するでしょう。

 年頭にあたり、あらためて近代史を勉強し直しておきたいと思います。
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今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)