金森徳次郎と憲法九条

  きょうは「文化の日」。憲法の公布日に当たるとされる。
 ところが、明治天皇の誕生日(明治節)に憲法の公布日を合わせたとも言われる。
 また、祝日法制定の中心的人物・山本勇造(参院文化委員長)によると、11月3日を「憲法の公布日」とすることにGHQが強く反対したので、憲法記念日(施行日)を5月3日と定め、11月3日は「文化の日」にしたと言う。(ちなみに、5月3日は日本の戦争責任を裁く「東京裁判」の開廷日だ)

         日本国憲法原本
          (日本国憲法原本)

 朝日新聞の文化欄(10月26日付)に、新憲法制定時の憲法担当国務大臣だった「金森徳次郎」のことが紹介されているので、紹介してみる。
――新憲法は、有史以来はじめての世界に誇るべき「歴史的な日本の大乗的活動」だと語った。50年代に第九条の改正論議がわき起こると、「われわれは侵略戦争はやらない。自衛戦は理論上できるのだが、戦力を持たないし、交戦権を持たないのだから、実際非常にやりにくい。つまり日本が平和国家たるの事業を挙げる保障が発生するのだ」と説いた。

――戦前に法制局長官となったが、天皇の権力を絶対視しない憲法論が災いして退官し、戦争中苦難の日々を経験した。だから、戦争遂行のために思想弾圧された経験から、文化の独立を否定するのは、『人類に対する反逆』と断罪した。

        金森徳次郎
         (朝日新聞)

――「国会論」では、主権在民を人類普遍の原理とみて、それが憲法の上にあるとした。
金森には、日本の侵略戦争を深く反省して語った「文化をして戦争を滅ぼす」との名言がある。

           13.8.17朝日

 閣僚らの靖国参拝、集団的自衛権の行使、秘密保護法など、「戦争できる国」へ猛進して近隣諸国から疑いの眼で見られている日本。安倍首相にぜひ読んでほしいものだ。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)