病院船を、離島医療と災害救援に活用しよう

 今朝の朝日新聞のコラム「私の視点」に、「民間主導で病院船の整備を」という記事を見て、思わず膝をたたいた。提案者は浅野茂隆名誉教授(早稲田大、東大)で、長くなるが要約・引用してみる。

     病院船の整備

 災害時に、救急医療スタッフを乗せた病院船が救援活動にあたる。また、平時でも医療過疎の離島の巡回診療や健康指導などを行う。さらに、国際的な保健医療活動も展開する。新医療機器の小型・軽量化など新しい産業の育成、雇用の増大にもつながる。

    離島と病院船
      (離島と病院船)

 最先端の技術力を生かした病院船が数隻、日本近海を巡航して国内の災害時はもとより、医療資源の乏しいアジア地域に対しても貢献できる。それが、「人間の安全保障」分野での平和国家・日本の重要な貢献になる。

池島航空写真 炭鉱マン
(池島炭鉱の鳥瞰図)              (炭鉱マン)

 私は、12年前の国会質問を思い出した。太平洋炭鉱(北海道)と共に二カ所だけ残っていた池島炭鉱が閉山を迎えた01年12月、石炭対策特別委で政府に質問し提案した。
――池島の診療所は炭鉱閉山とともになくなる。診療船「しーぼると」が離島を巡回しているが、健診のみで不十分だ。治療など医療行為もできる大きな病院船を数隻作って、長崎県だけでなく全国の離島を巡回したらどうか、と質した。
 政府は、検討してみると応えたが、結局実現せずじまいだった。

   長崎県の離島医療体系図

※ 長崎県は大小600もの島を抱える全国一の「離島県」だ。現在、診療所が57カ所で常勤医がいるのは28カ所(小離島は15カ所)。68年、離島医療圏組合が設立、09年、長崎県病院企業団設立。

 こうした離島は、ただでさえ人口減少が続くのに、安倍政権が消費増税先行でこれから進める「社会保障と税の一体改革」で、全国の離島医療は崩壊しかねないと危惧する。
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今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)