アフガン、イラク戦争の検証をせよ!

 きょうの朝日新聞に、「イラクの死者を数える」と題したNGO「いらく・ボディー・カウント」のインタビュー記事が載っていた。その要点を紹介しておく。

   ジョン・スロボーダ氏&ハミット・ダーダカン氏

――「(イラク戦争が終わり)米英部隊が撤退したにもかかわらず、この10年間にイラクで殺された外国部隊の兵士(約4800人)とほぼ同じ人数の市民が毎年、命を奪われている」「警察を標的にした攻撃が際立っています。(中略)さらに政府官僚や自治体首長、判事からゴミ収集員まで殺されている。社会がきちんと機能するのを、何者かが妨げようとしているかのようです」(ハミット・ダーダガン氏)

 「イラク戦争を始めた国の説明責任もきちんと検証する必要があるでしょう」(ジョン・スロボーダ氏)「(死者を数えたことで)民間人が、兵士よりも60倍の確率で爆弾テロの犠牲になっていることがわかりました。また、子供は大人よりも爆弾テロで受けた傷で生存する可能性が低い」

 「私たちは収集したすべてのデータをオンラインで公開している。私たちの最大の願いはイラク戦争の教訓を導き出してもらうこと。現在、英国では独立調査委員会がイラク戦争を検証中です」(ダーダガン氏)

           イラクの民間人死者数
            (イラクの民間人死者数)

 私は、3年前に「アフガン、イラク戦争を検証する」というレポートを書いた。
――「9.11米国テロ事件」の直後、小泉首相は「ショー・ザ・フラッグ」(アーミテージ国務副長官)との要請に応えて、「テロ対策特措法」を急ごしらえして、海自艦艇をインド洋に派兵。撤収するまでの8年間、派兵艦艇延べ73隻・隊員1万3300人。

             インド洋での給油活動
              (インド洋上で給油中の海自補給艦)

 また、「ブーツ・オン・ザ・グラウンド」(ウォルフォウィッツ国防副長官)との命令に応えて「イラク特措法」を作り、サマワに陸自をクウェートに空自を派兵した。私が予算委員会で小泉首相に問い詰めた時、首相は「どこが戦闘地域なのか私に判るわけがない。自衛隊の行く所が“非戦闘地域”だ」と信じられない答弁をしたものだ。
 撤収までの陸自3年間、空自5年間、派兵隊員延べ9320人。

             サマワの陸自
              (イラク・サマワの陸自)

 米軍と共に、海外での武力行使に道を開かんとする安倍政権だが、国会でアフガン、イラク戦争と自衛隊派兵の検証をするのが先決ではないか。
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今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)