68年目の原爆忌に想う

  被爆68年・原水禁世界大会が終わった。関係者の皆さん、酷暑の中での準備など、本当にご苦労さまでした。
 いくつか気付いたことを書いておきたい。

 毎年、連合主導で原水禁(旧総評系)と核禁会議(旧同盟系)も参加する「平和集会」が破たんした。原因は、原水禁が求める「脱原発」に、電力総連も加盟する核禁会議が反発したためらしい。

 電力総連は、「3.11フクシマ原発事故」に係って、何ら内部からチェックしたことなどかった。「汚染水垂れ流し」をはじめ東電の事故後のデタラメな対策についても、全くの会社任せだ。
 私は、九電の「プルサーマル計画」に関して電力総連のH.Pには「歓迎すべきこと」と記載されていたことを覚えている。

         福島第一原発
         (福島第一原発:事故から2年半、事態は一層深刻になっている)

 私が知る限りでも、電力総連出身の参院議員が二人いる。同総連は、彼らに年間数千万円の政治献金を行っており、議員らは電力会社の代弁者として振る舞うわけだ。
 電力総連や核禁会議が、「脱原発」にクレームをつけるなどおこがましいにも程がある。これは、団体間の“ケンカ”などではなく、国民に対する背信行為だということを自覚すべきだろう。

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      (憲法九条の制約で「空母」とは呼べない。護衛艦「いずも」の進水式)

 安倍政権の“無神経さ”も極まれりである。広島の原爆忌(8/6)に合わせるかのように、この日、海自最大のヘリ搭載型護衛艦「いずも」(基準排水量:19,500トン)が横浜で進水した。

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          (朝日新聞 13年8月8日付)

 中国のメディアは「準空母の進水」「旧日本軍艦と同名」と報じ、韓国メディアも「広島原爆投下68周年の日、空母級護衛艦進水」と報道した。
 8日には、「集団的自衛権」容認派の小松一郎氏を内閣法制局長官にすることを閣議決定した。

       故郷を捨てる
         (故郷・ロンゲラップ島を捨て去る住民たち)

 8日、オリバー・ストーン監督の講演を聞きに長崎に出かけた時、会場で旧知のフリーカメラマン豊崎博光さんと出会った。世界の「核被害者」を撮り続ける第一人者である。彼との出会いは、30数年前に佐世保で「豊崎博光・写真展」を開いた時で、いらい大切な友人となった。

         マーシャル諸島

 核廃絶への道のりは遠いが、諦めることなく「核のない21世紀」を追い続けたい。それが、ヒロシマ・ナガサキ・フクシマをはじめ世界各地の核被害者へのこの上ない慰霊だと信じる。
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今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)