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DATE: 2018/04/08(日)   CATEGORY: 私の近況&趣味
アニメ界の巨匠・高畑勲さんの死を悼む
  アニメ界の巨匠・高畑勲さんが肺ガンのため、今月5日亡くなった。享年82歳。

     高畑勲

 68年の「太陽の王子 ホルスの大冒険」で映画監督デビュー。
 TVで人気を博したアニメ「アルプスの少女ハイジ」。「母をたずねて三千里」も長期間放送の名作だ。

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 最近は、映画製作会社「スタジオジブリ」の多くの作品で宮崎駿が有名のようだけど、先輩格の高畑さんが85年共同で設立した会社だ。

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 中でも深く印象に残った作品は「火垂るの墓」(88年)、野坂昭如の原作だ。戦前の兵庫・西宮などの街並みを正確に再現した上で、空襲の惨禍と、やせ衰えていく幼子を描ききった。最後は、兄も駅頭で野垂れ死にする最後のシーンが、あまりにも哀れで涙を誘った。
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 このほか、「風の谷のナウシカ」「おもひでぽろぽろ」「平成狸合戦ぽんぽこ」などのヒット映画を輩出、「かぐや姫の物語り」(13年)は米アカデミー長編アニメ賞候補になった。
 コミック誌で大人気となった「じゃりン子チエ」の映画化が高畑さんの監督とは知らなかった。

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 少しかわった作品では、水郷のまち・福岡県柳川市を舞台とした記録映画「柳川堀割物語」(87年)がある。柳川の汚れた水路(堀割)をよみがえらせようとした市民運動を記録したものだ。

 「パクさん(高畑の愛称)は、漫画映画が心理的なものを深く描ける表現方法だと立証してくれた。それが日本のアニメの特色になっていく。大変な功績です」と、宮崎さんはたたえている。(朝日新聞の「評伝」4/6付より)
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