朝鮮半島の平和的和解を望む

  昨日、淡路島でM6弱の地震があり、思わず18年前の阪神淡路大震災が脳裏をよぎりました。23人が重軽傷を負ったらしいけど、被害が小さいことを願うのみです。

 北朝鮮のミサイル
(公開されたミサイル銀河3号、2012年4月8日) 

 
 ところで、北朝鮮をめぐり❝戦争前夜❞を思わせるような報道が連日続いている。――北朝鮮は、「核攻撃作戦」を米国に通告し、核実験や弾道ミサイル発射の準備を進めると同時に❝臨戦態勢❞を国民に命じた。これに対して米国は、アラスカやグアムのミサイル防衛(MD)態勢を増強し、米韓合同軍事演習に戦闘機・爆撃機を投入、さらに朝鮮半島近海に日・米・韓のイージス艦を配備するなどの対抗措置をとった。――との報道だ。
 
 北朝鮮は殆ど情報を公開しないので、その真意を測りかねる。敢えて推測すれば、①国民や軍部の不満をそらす②第三代世襲継承で基盤脆弱な❝金正恩体制❞を強化する③「核保有国」として国際的認知を得る――ということになろうか。

 私が衆議院議員に初当選直後(2000年8月)、土井・社民党党首(当時)と共に金大中韓国大統領(当時)を訪ねたときのことを紹介しておきたい。同年6月、金正日総書記と初めて首脳会談に臨んだ金大統領は次のように語った。――「在韓米軍は出ていけ!」と叫ぶのでは対話解決にならないと諭すと、金総書記は「あれは国内向けのプロパガンダにすぎない」「南北の平和的統一後も米軍は『平和維持軍』として駐留すればよい」と言い切ったと言うのだ。

 米国は、最大の支援国である中国(北朝鮮対外貿易の7割を占める)による説得を期待し、中国も水面下で北朝鮮を説得しているようだが、その影響力は限られているようだ。中国の反発を覚悟で北朝鮮が核実験や弾道ミサイル発射に固執するのは、――フセイン(イラク)やカダフィ(リビア)が米国から倒されたのは、「核保有国」でなかったのが原因だ、との認識からだろう。

 さて、推測はこれくらいにとどめて、❝最悪の事態❞を招くことなく対話解決をするにはどうしたらいいのか?結論を先に言えば、「六か国協議」を再開して粘り強く北朝鮮を説得する以外にない。北朝鮮は米国に「体制保障」と「休戦協定を平和協定に替える」ことを求めており、中国は同協議の議長国としてのメンツもあるからだ。
 米国が、北朝鮮の挑発は所詮❝芝居かはったり❞だと高をくくって、東アジアでの米軍のステータスを誇示したり、日・韓両国へのミサイル防衛(MD)の導入拡大などを目論むなど厳に慎むべきだ。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)