650シーベルトの衝撃~「脱原発」へ転換の時だ!

 溶けた燃料が飛び散った格納容器内の惨状に驚いた。
 放射線量は毎時650シーベルトにも達するという。投入したロボットの映像は、高い放射線のために2時間で撮影不能になったらしい。
 福島第一原発2号機の原子炉と格納容器内の「事前調査」に関わる映像である。

17.2.10朝日・格納容器内で650シーベルト - コピー - コピー

     img244.jpg

 朝日新聞の竹内敬二氏(科学医療部)が今月19日の紙面で詳しく解説しているので、引用しておきたい。
――2号機の爆発が近いといわれた2011年3月15日、原子力委員会は「最悪のシナリオ」の検討を始めた。複数の原発が冷却不能になって「汚染による移転区域は東京都を含む半径250㌔以上・・・」。

 同様の例は1986年に爆発事故を起こした旧ソ連チェルノブイリ原発しかない。原子炉底部に核燃料が固まっており、昨年、その原子炉全体を包む新シェルターができた。事故後30年での完全封じ込めだ。核燃料の処理は「50年くらいたってから考える」、まさに百年作業なのだ。

     TKY201210250135[1]

――ところが、東電は、2021年に「燃料取り出し」を始めるという。核燃料をどう管理して、どこに運ぶかさえも決まっていない。無理といわざるを得ない。
 日本の原子力政策の最大の問題は「何があっても変わらないこと」と言われる。日本はいま、ほとんど原発なしで社会が動き、再稼働への反対も強い。
 なのに、原発依存の計画を維持し、核燃料サイクルをめざすという無理な目標を掲げる。
      日立&東電

――世界をみれば、原発は建設数が低迷し、建設費や安全対策費も高騰している。仏・アレバ社や東芝のような原発関連の企業の苦境があらわになっている。
 日本をひっくり返し、世界を震撼させた福島第一原発事故から6年。650シーベルトという衝撃の数字は、私たちののど元に「忘れるな」と突きつけられた警告だ。
 原発政策の虚構を取り除き、コストと民意を重視する政策に変える。事故を起こした世代の責任だ。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)