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DATE: 2017/02/13(月)   CATEGORY: 環境問題
水俣・一人芝居~砂田明さんと江良潤さん
 水俣病の一人芝居、といえば砂田明さん(故人)だ。朝日新聞(2/8付)に載っていたが、俳優の江良潤さんが砂田さんの志を継いで一人芝居「天の魚」を、10日から初めて上演するらしい。作家の石牟礼道子さんの代表作「苦海浄土」を原作に、砂田さんが556回も演じたライフワークだ。

     砂田明・一人芝居
     (砂田明演じる「天の魚」)

 僕が地区労に勤務していた頃、2度にわたって砂田さんをお招きして「天の魚」を披露していただいた。会場は観客で立錐の余地もなかった。故・小島亨事務局長にはこうした取り組みに充分理解していただいた。

     豊田勇造
     (豊田勇造)

 その後、友人と二人で水俣を訪れて、水俣病の患者さんらと交流し、砂田さん宅に泊めていただいた。その時、たしかミュージシャンの豊田勇造さんだったと思うが、訪ねて来られた。水銀による水俣湾のすさまじい汚染、水俣病に苦しむ患者の皆さん、支援する人々・・・実際に来てみて身に染みて理解できた。

     原田正純教授

 水俣病研究の第一人者は熊本学園大学の原田正純教授だろう。長年にわたる研究と患者の治療に専念してこられた。私の長女が同大学だったので水俣病に深く関心をいだいていた。

     江良潤

 「患者は高齢化し、水俣病の公式確認から60年の昨年、砂田さんの志を後世に伝えたい」との思いで江良さんが引き継いだという。仮面劇として演じた砂田さんと異なり、仮面をつけず喜怒哀楽を表情豊かに表現したい、と江良さんは言う。
 砂田さんは93年に65歳で亡くなられたが、奥さんはご健在のようだ。公害の教訓を伝承するうえで、貴重な演劇となることを祈りたい。
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