地球温暖化の❝CO2原因説❞を疑う

  温帯低気圧の影響で、一昨日は西日本一帯、昨日は関東から東北、北海道が大荒れの天候となり、被害も出ている。ここ数年来、世界各地で気候変動が相次いだが、❝異常気象❞(地球温暖化)の主な原因は二酸化炭素(CO2)だとして原発推進の論拠ともされてきた。

 しかし、私は❝CO2原因説❞に大きな疑問を抱いている。4年前の11月、気候変動に関する政府間パネル(IPCC)の中心的機関である英国・気候研究所が、肝心の地球温暖化データを改ざん・捏造していたということが暴露されたのだ。欧米では、米大統領の盗聴スキャンダル(ウォーターゲート事件)になぞらえて「クライメート(気候)」事件と呼んで責任を問う動きが広がった。だが、何故か日本のメディアは殆ど沈黙して、北海道新聞(09年12月15日付け)と読売新聞(10年3月7日付け)が報道したのみであった。

 北極圏研究の世界的権威と言われる赤祖父俊一・元アラスカ大学教授によると――実際の気温変動は、1800年頃から2000年まで直線的に上昇してきた。CO2原因説も一つの仮定として認めるが、温暖化の原因はCO2などの温室効果ガスであると決めつけ、他の理論を排斥することが問題なのだ。CO2原因説は科学ではなく「宗教」と化している。今回の捏造事件は「科学史上最大のスキャンダルだ」。――と厳しく批判している。詳しくは同氏の著書「正しく知る地球温暖化」(誠文堂新光社)を参照されたい。

    赤祖父俊一氏                                              (2009年12月15日、北海道新聞夕刊) 

  IPCCは赤祖父氏らの主張を受け入れず、日本政府も黙殺している。国会で議論された形跡もなく、国民に情報を公開していない。「3.11」の福島原発事故で露呈したように、電力業界と政治家・官僚たちが癒着して、国民に肝心な情報を塞いでいるのと同じ構図だ(原発問題は別途論じたい)。
 人間だけでなく地球に住む生物すべての生命と健康に関わる問題だ。まず、正しい情報にもとづく国民的議論から始めたい。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)