吉田社民党党首の「民進党合流」提案は地方組織に冷や水だ!

  このところすっかり存在感がなくなった社民党が、新聞・TVでちょいと話題になっている。

  話題とは、「社民党の民進合流」のことだ。社民党の常任幹事会(5/12)で吉田忠智党首が「参院選が厳しい状況だ。民進党との合流も選択肢として考えられるのではないか」と述べたらしい。

    16.5.13朝日・社民党首、民進へ合流検討 - コピー
    (朝日新聞 5月13日付)

  先日、小林節氏ら憲法学者が設立表明した政治団体「国民怒りの声」への対応を党幹部らと協議。吉田党首は、選択肢として▽社民を存続したまま比例区候補が「国民怒りの声」の「統一名簿」に参加▽社民単独で戦う▽民進に合流――の三つに言及したという。

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  早速、他の議員から「参院選前はない」「政策が違うので民進には行かない」と反発が相次いだ。また党首の落選も現実味を帯びるなか、党内では「(吉田発言は)保身ととられないか」との懸念の声もあがっているらしい。

  一方、民進党では、「合流するとなれば1年以上かかる」「合流の際は民進の政策をのむということだ」との声があがっているという。
  こうした状況にもかかわらず、吉田党首は民進党の岡田克也代表と「非公式に協議」したとのことらしく、党内手続き的にも問題を残した。

    2013年参院選結果

    2014年衆院選結果
  ところで、社民党の国政選挙での衰退ぶりは目を覆うほどだ。比例代表の獲得票を見ると、09年衆院選・300万票、10年参院選・224万票、13年参院選・125万票、14年衆院選・131万票――と推移している。
  前回125万票で1議席しか確保できず、吉田氏が初当選の10年福島瑞穂氏の三分の一の得票だから、まさに「党首落選」という厳しい現実にある。

  いずれにせよ、地方組織の意見を集約したうえで今月末に結論を出すとしているが、吉田氏の発言が、戦いのさなかにある地方組織に冷や水を浴びせたことは確実だ。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)