3.11福島第一原発事故から5年~高浜原発で相次ぐトラブル

  これはあまりにも酷い。無責任の極みだ!
他でもない、高浜原発のことである。先月29日、4号機でトラブルが発生して原子炉が自動停止した。再稼働して3日後の重大な出来事である。原因は、いまだに分かっていない。

    16.3.1朝日・高浜4号機緊急停止
    (朝日新聞 3/1付)

  先月20日には、第一次冷却水漏れ事故が起こったばかりだ。肝心な箇所のボルトの緩みが原因だったという。
 にもかかわらず、1、2号機は運転寿命を(40年)を延長して「60年運転」とすることが決まっている。

    16.2.25朝日・高浜1、2号機60年運転へ
    (朝日新聞 2/25付)

  さらに、3号機ではMOX燃料を使う「プルサーマル発電」であり、石油ストーブで灯油とガソリンを混ぜて使うようなもので、リスクは格段に高まると言う(小出裕章・元京大原子炉実験所助教)。
  原子力規制委員会は、一体何を審査しているのだろうか?

    15.4.15長崎・再稼働認めず
    (長崎新聞 15年4/15付)

 九州の川内原発でも、満足な避難訓練もしないまま再稼働した。――政府は経済活性化のためと言い、電力会社は黒字確保、自治体は財政確保、地域住民は雇用確保のためと、それぞれ理屈を並べる。
 間もなく福島第一原発事故から5年を迎える。福島級の事故が起こったら、そんな理屈は吹っ飛ぶのではないか?

      img968.jpg

 福島原発では、地元住民の数をはるかに超える約7000人の人たちが、毎日汚染除去や復興のために働いている。だけども、汚染水対策や放射能ゴミの処理もままならない現実がある。
 「プロメテウスの罠」(朝日新聞の連載記事)を読むにつけ、現地の言いようのない苛立ちや怒り、生活の不安などに胸が痛む。政治の側にそうした認識がないことに、怒りのぶつけようがないのだ。
 彼(彼女)らはおカネが欲しいのではない。今までどおりの安心できる生活を求めているに過ぎないのだ。

    16.3.1朝日・原発事故の責任、法廷へ
    (朝日新聞 3/1付)

 福島第一原発事故の収束はいまだにおぼつかない。だけど、誰も責任をとろうとはしない。このたび、東電の元会長や副社長ら三人が強制起訴されたのは、遅きに失したとはいえ当然だろう。
 しかし、民間企業の責任だけではないだろう。「国策」として原発を推進してきた以上、国の責任が問われるのは当然ではないのか?
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今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)