参院選の最大争点は「憲法改正」だ!

  第190通常国会は、4日からという異例の開幕となった。
 安倍首相はNHK番組で、夏の参院選に向け、「自民、公明だけでなく、憲法改正に前向きなおおさか維新などとともに、『3分の2』を構成していきたい」と明言した。
 すでに与党は衆院で3分の2を超える議席を持ち、参院でも3分の2を確保できれば首相が悲願の憲法改正を実現できるチャンス、と見ているのだ。

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 では、憲法のどこを改正しようというのか?首相は「これから議論が深まっていくだろう」とはぐらかしている。
 自民党内では、大災害などに備えるための「緊急事態条項」などを検討している模様で、これを突破口に次は「九条改正」に進んでいくというのが狙いだろう。しかし、災害対策基本法などに緊急事態の規定はすでにあり、憲法に新たに書き込む必要性などない。

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 与党内でも異論があるようだ。二階俊博総務会長は「いま、急いでしなくちゃいけない状況ではない」と語り、谷垣禎一幹事長も「野党第一党を巻き込んでやっていくのが妥当な手法だ」と述べている。
 また、公明党の山口那津男代表は「改憲の方向性についてコンセンサスを形成し、国民に争点を提供するのは現実的ではない」と、参院選の争点化に釘を刺した。

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 一方、おおさか維新の会の馬場信幸幹事長は「(改憲の)仲間に入れてもらえるのであればありがたい」と語った。予算委員会では下地幹夫議員が、「我々は安保法反対のデモをするような無責任野党ではない!」と民主党に攻撃のホコ先を向けていた。
 「おおさか維新に軸足を置くと、公明党との選挙協力がまずくなる」(自民党幹部)との懸念の声が聞こえるほど、おおさか維新は与党になりたい『ゆ党』ぶりである。

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 いずれにせよ、参院選に向けて「与党の『3分の2』を阻止したい」(岡田克也・民主党代表)、それが実現するか否かはひとえに党内に改憲派を抱える民主党にかかっている。
 安保法の強行採決にも拘わらず、安倍政権は約5割の支持率を維持しており、情勢の展開次第では、衆参ダブル選挙という切り札を安倍自民党は握っているのだ。

 13日に補正予算が成立して、いよいよ新年度予算を巡る与野党の攻防が始まる。
まさしく日本の針路を賭けた最重要の国会が始まる。
 民主・共産・社民・生活など野党の必死の奮闘を願いたい!
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今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)