シリア難民問題と地球温暖化

 いま、シリアの難民問題が国際社会の大きな関心を呼んでいる。
難民の大きな要因の一つに「地球温暖化」があるとの記事が示唆に富んでいるので、以下引用しておきたい(論者:明日香寿川・東北大教授。朝日新聞10月17日付より)。

   トルコに逃れたシリア難民
   (トルコにのgレたシリアの子どもたち)

 シリアでは06年から10年にかけて史上最悪と言われる干ばつが発生した。温暖化が風の流れを変えて降雨量を減少させ、土壌から水分を奪った。アサド政権が水を大量に必要とする綿花栽培を奨励したことも重なり、農業生産量が激減、穀物価格が高騰し、栄養不足で子どもの病気が広がった。
すでにイラク難民であふれていた国境沿いの都市に150万人以上のシリアの農民が流入。このような地域で11年の「アラブの春」につながる反政府暴動が起きた。

   14.7.17川内原発の正門
   (再稼働した川内原発1号機)

 世界でも日本でも、保守政権、化石燃料会社、大手電力会社、重電メーカー、エネルギー多消費企業が一致団結して、原発と化石燃料発電を維持しようとしている。
 一方で多くの経済分析は、省エネや再生エネルギーを導入した方が中長期的には電力価格が低下し、雇用が拡大し、国全体では経済がより発展することを示す。脱原発を決め、再生エネ導入に積極的なドイツがよい例だ。

     15.4.15朝日・温暖化対策1 - コピー

 来月末からパリで国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)が開かれるが、日本の温室効果ガス削減目標は極めて低い。
 権益を持つ人々によって、貧困、紛争、難民問題が激化し、一部の人や産業は潤うが、国全体の経済発展や平和は遠のいている。

 ――安倍首相は「日本の削減目標は国際的に遜色がない」と言って憚らないが、〝集団的自衛権〟など振り回すよりも喫緊の国際課題である「地球温暖化防止」に日本の高い技術力を活かして取り組んでみたらどうか。

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はじめまして!あるブログを拝見していたら、このブログに出会いました。私もブログを開設しています。「鬼藤千春の小説・短歌」で検索できます。一度訪問してみて下さい。よろしくお願い致します。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)