辺野古埋め立て承認取り消しと、抑止力なき海兵隊

 昨日、沖縄の翁長知事が「辺野古埋め立て承認取り消し」を表明した。
ところが、菅官房長官は「翁長知事が優先すべきは、普天間の危険除去ではないのか」と記者会見で述べた。

   辺野古対立の構図

 ふざけるのもいい加減にしろと言いたい。いま、政府がなすべきは、普天間の無条件閉鎖→辺野古基地建設の断念→日米で代替策の検討、ではないのか?!
 ジョセフ・ナイなど親日派の面々も「辺野古は無理だ」と言っているではないか。

   マイケル・アマコスト
   (沖縄の海兵隊は不要だと語るマイケル・アマコスト元駐日大使)

 何かにつけて政府は、中国海・空軍の外洋展開を理由に「海兵隊の〝抑止力〟維持のためには、辺野古基地建設が不可欠」と言ってきた。
 では、沖縄在住の海兵隊が〝抑止力〟たりうるのか?――週刊誌「AERA」(5月18日号)より要約・抜粋してみたい。

   アエラ5.18号

 在沖海兵隊の実数は約1万2千人程度で、5年後には1万人に減る。後方支援(補給、医療)や司令部機能が大部分。戦闘部隊は第31海兵遠征隊「MEU」の約2千人で、基幹となる歩兵は1個大隊800人だ。

 田岡俊次氏(軍事ジャーナリスト)によると、「兵員は米本国の第1、第2師団の借り物で、半年交代で派遣されてくる。軽装備の1個大隊で戦争は無理で、中国や韓国、台湾などの在留米国人の救助が精いっぱいです」と言う。

   普天間基地

 また、屋良朝博氏(在沖縄ジャーナリスト)によると、「海兵隊は近年、フィリピンやタイ、オーストラリアなどとの共同訓練を盛んにしています」と言い、米軍再編で「国際救援隊」のような、ソフトな任務を果たす部隊編成に変わり、沖縄の基地は〝空洞化〟すると見ている。

   佐賀空港2

 さらに、海兵隊のオスプレイやヘリは普天間、戦闘機・給油機は岩国、揚陸艦は佐世保という具合に分散している。田岡氏は「普天間飛行場も歩兵部隊も、辺野古より佐世保に近い自衛隊基地などへ移転したほうが、よほど効率的に運用できる」と話す。

 ところが、肝心の海兵隊は沖縄基地の維持を望んでいる。米軍再編の「リストラ」の中で、ハイテク装備を持たない海兵隊の不要論が強まっているからだ。沖縄は虎の子の拠点だから手放せないという訳だ。

   辺野古 - コピー

 在沖海兵隊は、抑止力なき〝幽霊師団〟に過ぎないのだ。総工費3500億円を投じて辺野古の生態系を破壊する愚を冒すべきではない!
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今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)