米軍基地の環境汚染対策を徹底せよ

  今月8日付の朝日新聞で、米軍基地の環境汚染に関する記事に目がとまった。元米海兵隊の兵士が、枯葉剤が原因で病気を発症したとして米政府に補償を求めているという。

   普天間飛行場で見つかったドラム缶81年
   (普天間飛行場で見つかったドラム缶。81年)

 元兵士は81年夏、普天間飛行場の滑走路の土中で見つかったドラム缶100本以上の撤去作業に従事した。その後、米本国に帰ったが、ぜんそくや心臓疾患、前立腺がんなどを次々に発症したらしい。
退役軍人省の医師に「あなたは典型的な枯葉剤由来の症状だ」と告げられた。しかし、現在まで米政府から補償について最終的な決定は示されていないという。

   嘉手納基地から掘り出されたドラム缶13年6月
   (嘉手納基地から掘り出されたドラム缶。13年6月)

 すでに返還されたキャンプ桑江跡地(沖縄)は、土壌汚染のため未だに跡地利用ができない状態だ。
90年代初めのフィリピンでは、米軍が完全撤退したが、クラーク空軍基地跡から大量のダイオキシンや重金属類による汚染が大問題となった。
韓国の米軍基地でも同様の環境汚染が問題となっている。

   キャンプ桑江跡地
   (キャンプ桑江跡地)
 私が99年に米国視察に行った折、土壌汚染の除去作業の有り様を見たことがある。米本国では、基地の環境汚染クリーンナップのために、約2兆円もの費用を必要としたという。重金属や化学物質などの有害物質は土壌を汚染し、地下水と共に州境を越えて汚染地域を広げていくのだという。

 私たちは、借りていたマンションやアパートなどの契約を解除する時は「原状回復」する義務がある。
 ところが、米軍基地の場合は「日米地位協定」第4条で、「原状回復」の義務を免除されているのだ。
 もういい加減、〝属国〟同然の協定を根本的に見直すべきだ。国内米軍基地の立ち入り調査を徹底して、沖縄をはじめ全国的な米軍基地の閉鎖・縮小を進める時だと思う。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)