機雷除去や装備導入はまったく無意味だ

 先日、フェイスブックに書いたことを加筆して繰り返しておきたい。
安倍首相が好んで示す事例(ホルムズ海峡での機雷除去)の〝非現実性〟を、二人の人物が鋭く指摘している。(TBS週刊報道)

 --元外交官の佐藤優氏は「ホルムズ海峡はオマーンの飛び地だ。仮にイランが機雷敷設すると『宣戦布告』となる。日本はオマーン側に立ってイランと戦争するのか?あり得ない話しだ」と指摘。

    佐藤優・元外交官
    (佐藤優・元外交官。TBS週刊報道より)

 --前イラン大使の駒野欽一氏は「イランの国家収入の6割は石油輸出でホルムズ海峡から搬出している。仮にホルムズ海峡を封鎖すると、自らの体制の〝存立〟に直接関わる。非現実的な話しだ」と説明する。

    駒野欽一・前イラン大使
    (駒野欽一・前イラン大使。週刊報道より)
 また、イランと米国は以前に比べてかなり良好な関係になってきている。「ホルムズ海峡での『存立危機事態』」という事例は、安倍首相の無知ぶりを晒した〝自作自演〟というほかない。

    ロハニ・・イラン大統領
    (ロハニ・イラン大統領)

 ところで、防衛省が「離島防衛」に欠かせない装備として米国から購入予定の「輸送機オスプレイ」と「水陸両用車」のことにも触れておきたい。
 オスプレイは17機を購入予定だが、総額3,600億円で1機当たり211億円と値段が当初見込みの倍に跳ね上がっている。

    オスプレイ
    (輸送機オスプレイ)

 また、水陸両用車AAV7については、米国は40年以上前の旧式兵器だとして生産中止としたが、防衛省が52両もまとめ買いするというので急遽生産再開となった、と報道されていた。
 ところが、軍事専門家の中では、AAV7は珊瑚礁や防波堤を踏破できずスピードも水上13キロと遅く、本格的な整備は米国でしかできない、と評判が悪い。そこで防衛省は、水陸両用車の後継機を米国と共同開発する方針にしたという。三菱重工と米ゼネラル・ダイナミクス開発に着手したようだ。
 ただし、米国では米軍産複合体の影響力は大きく、米企業に有利な条件を突き付けてくるだろう。

     水陸両用車AAV7
    (水陸両用車AAV7)

 まったく〝無駄な努力〟と言うべきだろう。私は最近、「自衛隊の変容」と題して新聞に寄稿したが、その中で「『島嶼防衛』は、米軍需産業が売り込む兵器に合わせて作った作戦ではないか」と書いた。まさに、そのような展開になっている感じがする。
 そうまでして、米軍需産業の〝お得意様〟になり媚を売ってどうするのか?!
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はつよろです♪

なんだかファンになっちゃいました(^-^)

わたしですね…このところついてなくて(汗)
すべり台を滑っても滑ってもゴールが無い感じなんて言えば少しは伝わりますか?
ものすごい急降下中なんです。。

そんなこんなで色んなブログ読み漁ってたらここで足が止まりましたヾ(≧∇≦)ゞ不思議と心惹かれたんです。
FC2USER537587ATXさんも色んな時間を過ごされてるんですよね。きっと。。

急なお願いで戸惑わせてしまうかもしれませんが
話し込んでみたいというか話しを聞いてもらえたらって気持ちを持たずにはいられなかったんです(*´ー`)

連絡してくれたら有難いです。
もしも迷惑であればコメントごと私のこと消してください。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)