国会での言論封殺は断じて許せない!

 朝日新聞の報道(4月18日)によると、国会での質問・発言に対して自民党が異例の修正を求めたことが問題になっているようだ。
 社民党の福島瑞穂議員が1日の参議院予算委員会で安倍首相に対して、政府が提出予定の安全保障法制を「戦争法案だ」と質問した。これに対して自民党は17日、一方的な表現だとして修正を求めたというのである。

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   (福島瑞穂議員)

 安倍首相は「レッテルを貼って、議論を矮小化していくことは断じて甘受できない」と反論したが、福島議員は重ねて「戦争ができるようになる法案だ」と指摘。自民党の堀井巌・予算委理事が福島議員と面会して、「戦争法案」とした部分を「戦争関連法案」などに修正するよう要求したが、福島議員は拒否したという。

   わが軍
    (朝日新聞3月25日付)

 福島議員は朝日新聞の取材に対して「国会議員の質問権を、こういう形で抑えこもうとするのは、きわめておかしい。表現の自由に関る」と語った。自民党が福島議員の対応に納得せず、国会質問を記録する議事録の修正を求めれば、一連の関連質疑は「未定稿」扱いとなる。
 前田幸男・東大准教授は「与党の都合の悪い意見はいやだから直せ、と言わんばかりの姿勢だ。言論の抑圧につながりかねないもので、『言論の府』である国会であってはならない」と指摘している。

   安保委質問
   (この映像は予算委員会。私の右二人目が鈴木宗男氏)

 実は、私も全く同じ目に遭ったことがある。衆議院議員になってまもなく、政治倫理や選挙制度に係る特別委員会(略称『倫選特』)で、「利権・汚職は自民党政治に付きものだ」と発言した。すると後日の理事懇談会で、与党筆頭理事の鈴木宗男氏が「自民党に対する侮辱だ。今川議員の発言の一部削除を求める」と声を荒げた。

 野党の理事たちは「国会議員の質問権を封じるのは許せない」と言って、今川発言削除に反対した。結局、自見庄三郎委員長が私に「君が了解してくれないと、私の職権で削除せざるを得なくなる」と泣きを入れてきた。私は、議員になったばかりで要領が分からず、自見委員長の説得に不本意ながら応じてしまった苦い経験がある。
それから数年後、年金問題で名を挙げた長妻昭議員が同様の目に遭い、私に問い合わせてきたことがあった。

 国会での言論封殺など断じて許してはならない。福島議員の「発言修正」問題の行方から目が離せない。
憲法解釈問題に端を発して、まさにやりたい放題の安倍政権になんとか反撃していきたいものだ。

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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)