女性閣僚二人が相次いで辞任~揺らぎ始めた安倍政権

 〝女性が輝く社会〟の看板を掲げる安倍政権の女性閣僚二人が相次いで辞任した。
 小渕優子経済産業大臣は、観劇会の費用を後援会が負担、自分の写真入りラベルを貼ったワインの贈与など。松島みどり法務大臣は、自身の似顔絵入りのうちわを選挙区内の祭りで配った寄付行為である。自民党の内部でも「あまりに前近代的(行為)で驚いた」との声も聞かれるという。

小渕優子 松島みどり

 いずれも公職選挙法や政治資金規制法に違反する行為だ。国民生活に係る課題を審議して欲しいとの声はもっともだが、政治家の資質に関する重大問題であり、国会の政治倫理審査会などで徹底追及すべきである。

 この他にも、高市早苗総務大臣ら3人の閣僚による「靖国参拝」問題。あるいは、山谷えりこ拉致担当大臣が「在日特権を許さない市民の会(在特会)」元幹部と、高市総務相や稲田朋美政調会長はネオナチ団体(国家社会主義日本労働者党)の代表とツーショットに納まるなど、〝確信犯〟に等しい行為である。

   高市早苗&稲田朋美
  (高市総務相)       (稲田朋美政調会長)

 安倍首相は「国民に深くおわびする」と謝罪したが、その任命責任はもとより、首相の思想と体質が招いた事態と言うべきだろう。国内問題にとどまらず、靖国やネオナチとの親交など国際社会の疑念を深める憂慮すべき事態である。

     14.10.23朝日・第三の矢も不調
     (朝日新聞2014年10月23日付)

 一方では、片山さつき参議院外交防衛委員長が、閣僚らの答弁資料(想定問答)を読んでいたとして審議が中断する事態を招いた。立法府の委員長が行政府の資料を読むのは「中立性を損なう」(野党)行為だ。安倍政権の気の緩みやおごりと言わざるをえない。

 「一強多弱」と揶揄される国会だが、安倍政権の足元が揺らぎ始めてきた。頼りなさそうな野党だが、ここは一念発起解散を迫る気迫で与党を追及して欲しいものだ。これ以上、国民の政治不信を増幅させてはなるまい。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)