日本の空母保有と武器輸出を止めるべし!

 日本もいよいよ「空母」を保有する時代を迎えたようだ。防衛省は、新中期防で予定していなかったはずの「強襲揚陸艦」を導入する方針を固め、来年度予算の概算要求に調査費を盛り込むという。強襲揚陸艦は、水陸機動団や水陸両用車、オスプレイやLCAC(エアクッション型揚陸艇)など上陸作戦に使う装備を効率的に搭載できるという。
 ちなみに、現在、佐世保に配備されている米海軍の強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」(約41,000トン)は通称〝ヘリ空母〟と呼ばれる。

      強襲揚陸艦ボノム・リシャール2
      (佐世保の米強襲揚陸艦「ボノム・リシャール」)

 冷戦時代、日本が保有できないとされた主な兵器は、弾道ミサイル・戦略爆撃機・空母などで、その理由は「必要最小限の防衛力を超える」からであった。
 例えば、海自は周辺国に脅威を与えないとの考えで、1万トンを超える艦艇保有は控えてきた。ところが、補給艦「ましゅう」(2万5千トン、04年就役)、ヘリ空母型護衛艦「ひゅうが」(1万8千トン、09年就役)、ヘリ空母型護衛艦「いずも」(2万6千トン、15年就役予定)と相次いで2万トンクラスへと飛躍した。

       ヘリ護衛艦「いずも」
       (ヘリ空母型護衛艦「いずも」)

 これらヘリ空母型護衛艦や導入予定の強襲揚陸艦は、補給艦・輸送艦・病院船を兼ね備え、「専守防衛」をはるかに超える
海外派兵仕様の多機能艦である。私が、こうした問題を国会で質した折、防衛省は「攻撃型ではない」と釈明したが、垂直離着陸機(V/STOL)の導入は目前であろう。

       ミストラル級強襲揚陸艦「ウラジオストク」
       (ロシアに売却される強襲揚陸艦「ウラジオストク」)

 日本政府はフランス政府に対して、ロシアへの強襲揚陸艦の売却や中国へのヘリ着艦装置の輸出などを慎むように求めた。フランスは、世界で5本の指に入る武器輸出国で、紛争が絶えない中東に多くのミラージュ戦闘機を売り込んできた。そのフランスと日本は、新世代ヘリや潜水艦などの武器共同開発を進めているのだ。
 「武器輸出三原則」を堅持しているなら説得力もあるが、解禁したいまとなっては他国に武器輸出を控えろと言うのは虫が良すぎるというものだ。
 
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)