自衛隊は、武装パレードを止めて60年前の『原点』に立ち返れ!

 防衛庁が設置され、自衛隊が創設されて今年で60年、人間でいう『還暦』である。

 きょうの午前中、四カ町アーケードで自衛隊の武装パレードが行われた。端緒は陸自・普通科連隊(通称:西普連)が創設された02年からほぼ毎年西普連単独で行われてきたが、今回は海自や教育隊も加わった規模倍増の合同軍事パレードとなった。

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 地区労・社民党や共産党などは毎年、陸自(相浦駐屯地)にパレード中止を申し入れているが、陸自は「自衛隊のありのままの姿を市民に見てほしい」と言って、とり合おうとしない。
 
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 この日、島瀬公園では海自音楽隊が市民アピールのための演奏会を開いた。アーケードでは、パレード反対の横断幕を掲げた地区労・社民党や共産党、市民団体などが集会を開いて、市民にパレード反対の理由や「集団的自衛権」行使反対などを訴えている。相対してのぼりと日の丸の小旗を持った自衛隊父兄会が並んでいる。

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 旧親和銀行前には閲兵台を模した台座を作って、経済人や政治家らがパレードを待ち受けている。やがて、「軍艦マーチ」とともに抗議のシュプレヒコールを浴びながら各部隊が行進してきた。(「軍艦マーチ」だなんて古すぎて、今はパチンコ店でも流れていない)

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 私は、行進する若い隊員らをデジカメで撮りながら、いじめによる自殺のことや、「専守防衛」をかなぐり捨てて海外の戦争に駆り出されるであろう自衛官の心中を察してみた。

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      (西普連のレンジャー部隊)

 「集団的自衛権」行使の問題は、どうやら政府・自民党が公明党の足元を見透かして「限定容認」の化粧を施し、国会閉会後に「閣議決定」というシナリオで進んでいるようだ。

 吉田茂首相は、自衛隊創設間もない頃、防大1期生にこう語ったという。「自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡の危機にある時とか、災害派遣の時とか、国民が困窮しているときだけなのだ。言葉を換えれば君たちが日陰者であるときのほうが、国民や日本は幸せなのだ。忍び耐えてもらいたい」
 
 すべての自衛官は、気まぐれな政治家らの言動に惑わされることなく、今こそ60年前の「原点」と吉田茂首相の言葉をかみしめてみるときではないのか。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)