ウサギさんを怒らせるな!~月資源の争奪戦

 僕らが子どもの頃までは、お月さんでウサギが餅つきしていると信じていた時代であった。その月に人類が初めて降り立ったのは69年、米国のアポロ11号である。

              ウサギの餅つき

 その米国で昨年、アポロ11号の着地点を「国立歴史公園」にする法案が議会に提出された。月面に残した探査車や観測機器、米国旗、足跡などを、ユネスコの世界遺産に登録を目指すという。

         14.5.19朝日・2月探査
         (朝日新聞 5月19日付)

 国連の宇宙条約では、月を含めた天体は「すべての国が自由に探査・利用できる」とし「国家による取得の対象とはならない」と定めている。そこで、民間の取得は可能と解釈して、米国には月の土地を売る会社もある。
 中国は昨年、探査機「嫦娥3号」の月面着陸に成功した。月には鉄やチタン、ヘリウム3などが存在するとみられ、中国の狙いは資源にあるといわれる。

        太陽系

 国連では79年、「月の資源は人類の共同財産。利益は締約国で公平に分配する」という月協定が採択、84年に発効した。ただ、米ロ・中・日本など宇宙開発の先進国は署名していない。
 「国連海洋法条約」では、国の管轄の及ばない海底にある資源はどの国にも属さず、国際海底機構が管理するとしている。また、南極では、「領土権の主張は凍結」と定めた南極条約を採択し、61年に発効。98年には鉱物資源採取を禁じた環境保護に関する議定書も発効した。
 月の資源開発も、こうした条約などを参考にして、各国の資源争奪を禁止してはどうか。

        原始地球の誕生
         (原始地球の誕生)
 そもそも宇宙の誕生は約138億年前、原始太陽と地球が誕生したのは約46億年前といわれる。地球や月の資源が元来誰のものでもないのは一目瞭然だ。資源開発を抑制し共同で管理する国際ルールを徹底することが、争いごとをなくすことにもつながる。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)