川内原発と火山~これでも再稼働するのか?

 朝日新聞の5/8付は、川内原発の審査で「火山リスク」が焦点になっていると報じていた。

 川内原発の周辺は桜島など活発な火山が多く、過去に巨大噴火を起こした痕跡(カルデラ)も複数ある。しかし、九電は当初、敷地に痕跡はないと主張していた。規制委の島崎邦彦委員長代理は、九電の火山想定の甘さを指摘した。
 「我々は巨大噴火を観測したことがない。どのくらいの前兆現象が起きるかは誰も知らない」と指摘するのは、火山噴火予知連絡会長の藤井敏嗣東大名誉教授。

         川内原発

 九電は、巨大噴火の前兆が現れれば原子炉を止め、核燃料を運び出す準備を始めるとの方針だが、原子炉の冷却や核燃料の搬出には年単位の時間がかかる。

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         (桜島の噴火。2009年)

 火山灰の対策も簡単ではない。九電は、桜島噴火で最大15センチが敷地に積もると想定する。しかし、数ミリでも自動車がスリップし孤立する恐れがある。海側からの補給も「海が軽石でびっしりになり、冷却水の取水口が詰まったり、船が動けなくなったりする可能性もある」(藤井名誉教授)。

         川内原発周辺の火山

 国際原子力機関で原発立地と火山についての指針作成にかかわった東大地震研究所の中田節也教授は「本来あの場所には建てない方がよかった」「少しでも不安材料があれば運転を止め、対策をとれる体制が確保できるまでは審査を通すべきではないだろう」と指摘している。

           14.5.8朝日・脱原発へ再始動 - コピー

 これほどの不安材料と危険を抱えながらも、安倍政権は原発再稼働ありきで突き進んでいる。
 一方では、小泉=細川コンビが7日、「自然エネルギー推進会議」という社団法人を立ち上げた。「脱原発」はいまや世界の趨勢だ。したたかに粘り強く運動を進めていきたいと思う。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)