沖縄を切り捨てた「主権回復」とは何か?!

 「主権回復・国際社会復帰を記念する」政府主催の式典が昨日、東京で開かれた。これに対して、沖縄では政府式典に抗議する「屈辱の日」大会が開かれた。

主権回復の日式典

 「4月28日」は、61年前(1952年)、日本がサンフランシスコ講和条約の発効によって、米英など連合国の占領から脱した日である。
 しかし、沖縄、奄美、小笠原は切り捨てられ米国の施政下のままで、沖縄では「屈辱の日」、奄美では「痛恨の日」とも言われる。

 実は、その5年前(1947年)の9月、昭和天皇は(日本本土の安全のために)米軍による沖縄・琉球諸島の永続的占領を希望するとの「天皇メッセージ」を米国側に伝えていたのだ。(この事実は70年代末、進藤榮一・筑波大教授が雑誌で紹介して大反響を呼んだ)
 新憲法(47年5月施行)で国政に関与できないはずの昭和天皇の驚くべき❝違憲行為❞である。「屈辱」の原点は、まぎれもなく「天皇メッセージ」にある。

屈辱の日抗議大会

 きょうの朝日新聞は社説で、「4.28」を語る際、忘れてはならない視点として――侵略戦争や植民地支配の過ちを犯し、その末の敗戦という歴史。平和憲法を定め民主国家として再出発の誓いが認められての国際社会への復帰――を挙げている。
 安倍首相は「国際社会へ積極的に貢献したい」と公言するが、こうした過ちの総括抜きに国際社会の理解は得られるはずもない。
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生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)