FC2ブログ
コンテントヘッダー

金大中夫人(李姫鎬)さんの死去を悼む

 今月10日、金大中元韓国大統領の妻・李姫鎬さんが亡くなった。享年96歳。

   李姫鎬さん

 私は一度だけ大統領ご夫妻に会ったことがある。衆議院議員に当選した2000年の8月、土井たか子党首に随行して初めて青瓦台の門をくぐった。
 金大統領と土井さんは兄妹のように親しかった。話題は6月、南北首脳会談のことだ。日本のマスコミは金正日・朝鮮労働党総書記が「南北統一後の在韓米軍のあり方」に注目した。

  金大中大統領夫婦と

 南北首脳会談で金大中氏は、「あなたは、在韓米軍は撤退せよと強調しているが、それでは南北統一は実現しない」、と問い質した。すると金正日氏は、「それは朝鮮国民向けのプロパガンダだ」、「南北統一後、在韓米軍は平和維持軍として残っていい」と言ったのだ。 
 何とも驚いたものだ。金大中氏は土井党首に言った。「金正日氏について、韓国でも日本と同様に下世話な話題が多い」。だけど彼は、「いろんな情報に通じており、実に聡明な人物だった」と評価したのである。

  金正日

 夕方の懇親会。韓国側は殆ど女性閣僚らで、「民主化運動で獄中10年」の経験者が殆どだったのに驚いた。金大中氏も韓国中央情報部(KCIA)に拉致され、韓国政府から「死刑判決」を受けたのだった。
当時、日本の全国各地で「金大中救出運動」が広がり、佐世保でも「金大中救出ハンガーストライキ」が連日行われた。
私は、その時の新聞記事のコピーと地元「三川内焼き」の特注花瓶を大統領に渡した。

  金大中夫婦93年
  (談笑する金大中・李姫鎬夫婦。1993年)

 金大中氏は10年前に亡くなっている。夫と共に民主化運動を闘った李姫鎬さんのご冥福をお祈りいたします。
(写真:左より今川正美・田英夫・土井たか子・金大中・李姫鎬・清水澄子。私以外はすべての方が他界されている)

スポンサーサイト



コンテントヘッダー

クジラやイルカの軍事利用をただちに止めるべきだ!

 5月、神奈川県鎌倉市の材木座海岸に頭と尾を失ったザトウクジラが打ちあがった、との記事が載っていた。(朝日新聞6/4付)

 ザトウクジラは11月から5月ごろ、出産と子育てのために沖縄や小笠原諸島の近海に来遊する。その後、エサを求めて親子でアリューシャン列島付近に向け北上を始める。4千キロもの道のりだ。
 その道中は、船に衝突したり、定置網に近づいたり、シャチに襲われたり、危険にあふれている。
 動脈硬化症や寄生虫感染症などの疾病でもクジラは死んでいく。

   19.6.4朝日・相次ぐクジラ漂着
  (19.6.4朝日・相次ぐクジラ漂着)

 クジラは世界中に全部で約90種類。「日本の周りにはその半分が生息または回遊するので、様々なクジラが打ち上げられる」という。(田島木綿子・国立科学博物館研究主幹)
クジラやイルカが漂着したとの報告は全国で年300件ほどあるという。

私があえてこのことを書こうと思ったのは、記事中に「軍事用ソナーで深海のクジラが一度に大量に死ぬ」という最新の研究もある、との記載があったからだ。
通称〝ガンさん〟(元朝日新聞編集委員)は全国きっての基地ウォッチャーだ。私の友人でもあり、議員時代に私の勉強会に必ず出席してくれた。

   軍用イルカ。右ヒレに探知用ビーコン
   (軍用イルカ。右ヒレに探知用ビーコン)

彼が、毎月レポートする月刊「軍事研究」に、クジラ死亡の原因について書いていた。「軍事用ソナーの音波がクジラの耳を刺激して、驚いて急浮上し呼吸困難などの潜水病に陥る」というのだ。
また、イルカを調教して爆雷などを装着し、敵の艦艇に接近して爆破するというのだ。冷戦時代に米ソが競って軍事用イルカを育成したが、冷戦終結とともにロシアは止めた。米軍はいまだに続けているようだ。

国際的に捕鯨禁止や動物愛護が提唱される時代、クジラやイルカの軍事利用は直ちにやめるべきだ!

コンテントヘッダー

私にとって記憶すべき「6月」

 1週間ほど前、梅雨入りまえに家の内外の掃除を済ませようと思って張り切ったのが仇になった。寝返りもできず、パソコンに向かって作業するのも難儀な状態だ。

 ところで、6月は私にとって思い出深い月である。
 遡ること半世紀、「佐大闘争」で大学を追われて佐世保地区労に入局(書記)したのが6月1日。翌2日に米軍のF4ファントム偵察機が九州大学に墜落。沖縄戦の組織的戦闘終結に基づく「慰霊の日」と「反安保闘争」。母の命日が14日。……など。

  67.6.27全学ストを決議した総決起集会 - コピー
  (全学ストを決議した総決起集会)

 翌年から、米原潜の放射能漏れ事故(佐世保・5月)と米軍機の九大墜落を契機とした九州ブロックの青年労働者による「6.1闘争」が始まる。私も含めて多くの青年が感性を磨き問題意識を深めて、各県の労働運動のリーダーへと育っていった。

  図1・佐世保橋の攻防2
  (空母エンプラ闘争・佐世保橋の攻防)

 6月に限らず通念的にみると、いわゆる〝メモリアルデー〟に合わせた反安保・反基地・反核闘争が毎年続く。
 3.1ビキニデー、5.3憲法記念日集会、5.15沖縄平和行進、6.23反安保集会、8.6~8.9原水爆禁止世界大会、10.21国際反戦デー、護憲全国大会(11月)12.8不戦の誓い集会……など。
 佐世保にとって記録されるのは、原潜「シードラゴン」入港反対闘争(1964年)と原子力空母「エンタープライズ」入港反対闘争(1968年)である。

  九大にファントム墜落 - コピー

 こうした闘いの継続は、時の政治にも大きな影響を与えるものであった。
 世界は今、「米ソ冷戦」から「米中覇権争い」へと大きく変化しており、在日米軍基地の根本的見直しによる基地閉鎖・縮小が求められる。
 さらに、原発を巡る状況は世界的にも「脱原発」の流れが強まり、日本でも核燃料サイクルの破たんは明瞭であり、原発に依存しない社会のあり方を追求すべき時代ではないのか。
最新記事
カレンダー
05 | 2019/06 | 07
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
カテゴリ
プロフィール

FC2USER537587ATX

Author:FC2USER537587ATX
今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)