10.21国際反戦デー~鹿児島と豊前で講演

  毎日ほとんどわが家で過ごす私にとって、たまに他地区に出向くのは気分も晴れる。
10月21日は『国際反戦デー』ということに因んで、先月から講演依頼が入って楽しみだった。

 『10.21国際反戦デー』とは、――1966年に総評が、秋季闘争に「ベトナム反戦」の統一ストライキを実施し、48単産211万人がスト参加、91単産308万人が職場集会に参加した。同時に、世界の反戦運動団体にも「ベトナム反戦」を呼びかけて、以降『10.21国際反戦デー』となった。
以来半世紀後の現在も、各地で様々な反戦行動が取り組まれている。
 私は、鹿児島市(20日)と豊前築上地区(福岡県、21日)の平和学習会に招かれて講演した。テーマは先月成立した「安保法制」とこれからの闘いについてである。

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 65歳以上の高齢者にとって「アクティブ65」というJR九州の超割安切符はありがたい。3日間九州の新幹線・特急が乗り放題で15,430円だ。(通常は博多~鹿児島間の往復で2万円)

 鹿児島の会場は、過去何度も行ったことのある「教育会館」(鹿教組)。始まる前にフェイスブック上の友人・小川みさ子さん(市議・無所属)が無農薬茶などをお土産にと持ってきてくれた。
 また、〝ハマケン〟さんこと濱田健一さん(元衆議院議員)もわざわざ駆けつけてくれた。病後の体調はとてもいいようだ。

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 学習会には約150人が参加。鹿児島では身内に自衛隊員が多いので、これからの自衛隊員の行方について話してほしいとのことだった。
 懇親会では、顔なじみの荒川譲さん(鹿児島大名誉教授)や川路孝さん(社民党鹿児島県連合幹事長)をはじめ皆さん方と楽しいひと時を過ごした。こういう場所には必ず居た児玉君(鹿教組委員長、県平和運動センター議長)が昨年暮れに亡くなって、その姿が見えないのが唯一寂しかった。
 
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 翌日は午前中に博多に到着したので、福岡市美術館で有名な「福田家の至宝展」を見学した。大濠公園に来たのは何十年ぶりだろうか。平日にも拘わらず多くの人々が散歩やジョギングなどを楽しんでいた。

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 豊前築上地区は、何十年もの間航空自衛隊築城基地に反対運動を取り組んできている。とくに自治労や日教組の現役・OBの方々が多かった。数十年来の友人である行橋市の木村さん(69歳)も元気な姿を見せてくれた。
 参加者は約70人で、とても熱心に聴き入っていただいた。

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   (南日本新聞10月21日付)

 いずれの地区においても、若い人たちの参加が目立ち、懇親会でも来夏の参議院選挙を視野に「安保法」の廃案と安倍政権の退陣を求める意欲に満ち溢れていたのが、とても心強かった。
 皆さん、本当にお世話になりました~。

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シリア難民問題と地球温暖化

 いま、シリアの難民問題が国際社会の大きな関心を呼んでいる。
難民の大きな要因の一つに「地球温暖化」があるとの記事が示唆に富んでいるので、以下引用しておきたい(論者:明日香寿川・東北大教授。朝日新聞10月17日付より)。

   トルコに逃れたシリア難民
   (トルコにのgレたシリアの子どもたち)

 シリアでは06年から10年にかけて史上最悪と言われる干ばつが発生した。温暖化が風の流れを変えて降雨量を減少させ、土壌から水分を奪った。アサド政権が水を大量に必要とする綿花栽培を奨励したことも重なり、農業生産量が激減、穀物価格が高騰し、栄養不足で子どもの病気が広がった。
すでにイラク難民であふれていた国境沿いの都市に150万人以上のシリアの農民が流入。このような地域で11年の「アラブの春」につながる反政府暴動が起きた。

   14.7.17川内原発の正門
   (再稼働した川内原発1号機)

 世界でも日本でも、保守政権、化石燃料会社、大手電力会社、重電メーカー、エネルギー多消費企業が一致団結して、原発と化石燃料発電を維持しようとしている。
 一方で多くの経済分析は、省エネや再生エネルギーを導入した方が中長期的には電力価格が低下し、雇用が拡大し、国全体では経済がより発展することを示す。脱原発を決め、再生エネ導入に積極的なドイツがよい例だ。

     15.4.15朝日・温暖化対策1 - コピー

 来月末からパリで国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP21)が開かれるが、日本の温室効果ガス削減目標は極めて低い。
 権益を持つ人々によって、貧困、紛争、難民問題が激化し、一部の人や産業は潤うが、国全体の経済発展や平和は遠のいている。

 ――安倍首相は「日本の削減目標は国際的に遜色がない」と言って憚らないが、〝集団的自衛権〟など振り回すよりも喫緊の国際課題である「地球温暖化防止」に日本の高い技術力を活かして取り組んでみたらどうか。

辺野古埋め立て承認取り消しと、抑止力なき海兵隊

 昨日、沖縄の翁長知事が「辺野古埋め立て承認取り消し」を表明した。
ところが、菅官房長官は「翁長知事が優先すべきは、普天間の危険除去ではないのか」と記者会見で述べた。

   辺野古対立の構図

 ふざけるのもいい加減にしろと言いたい。いま、政府がなすべきは、普天間の無条件閉鎖→辺野古基地建設の断念→日米で代替策の検討、ではないのか?!
 ジョセフ・ナイなど親日派の面々も「辺野古は無理だ」と言っているではないか。

   マイケル・アマコスト
   (沖縄の海兵隊は不要だと語るマイケル・アマコスト元駐日大使)

 何かにつけて政府は、中国海・空軍の外洋展開を理由に「海兵隊の〝抑止力〟維持のためには、辺野古基地建設が不可欠」と言ってきた。
 では、沖縄在住の海兵隊が〝抑止力〟たりうるのか?――週刊誌「AERA」(5月18日号)より要約・抜粋してみたい。

   アエラ5.18号

 在沖海兵隊の実数は約1万2千人程度で、5年後には1万人に減る。後方支援(補給、医療)や司令部機能が大部分。戦闘部隊は第31海兵遠征隊「MEU」の約2千人で、基幹となる歩兵は1個大隊800人だ。

 田岡俊次氏(軍事ジャーナリスト)によると、「兵員は米本国の第1、第2師団の借り物で、半年交代で派遣されてくる。軽装備の1個大隊で戦争は無理で、中国や韓国、台湾などの在留米国人の救助が精いっぱいです」と言う。

   普天間基地

 また、屋良朝博氏(在沖縄ジャーナリスト)によると、「海兵隊は近年、フィリピンやタイ、オーストラリアなどとの共同訓練を盛んにしています」と言い、米軍再編で「国際救援隊」のような、ソフトな任務を果たす部隊編成に変わり、沖縄の基地は〝空洞化〟すると見ている。

   佐賀空港2

 さらに、海兵隊のオスプレイやヘリは普天間、戦闘機・給油機は岩国、揚陸艦は佐世保という具合に分散している。田岡氏は「普天間飛行場も歩兵部隊も、辺野古より佐世保に近い自衛隊基地などへ移転したほうが、よほど効率的に運用できる」と話す。

 ところが、肝心の海兵隊は沖縄基地の維持を望んでいる。米軍再編の「リストラ」の中で、ハイテク装備を持たない海兵隊の不要論が強まっているからだ。沖縄は虎の子の拠点だから手放せないという訳だ。

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 在沖海兵隊は、抑止力なき〝幽霊師団〟に過ぎないのだ。総工費3500億円を投じて辺野古の生態系を破壊する愚を冒すべきではない!

無事に終わった北高18期会「古希・卒後50周年」記念行事

 佐世保北高18期会の「古希・卒後50周年」同窓会が、10月10日に佐世保玉屋で開催された。
 参加総数172人(内、恩師3人)で過去2番目に多い参加者となった。18期は12クラスからなり、昨年から1年がかりの準備を進めた。毎月1回は実行委員会や全体会議を開いて記念行事の企画などを話し合った。

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 記念行事の構成は、佐世保港クルージング、古希神事、式典、懇親会(二次会含む)、ゴルフコンペである。
 古希神事では、白岳神社の神主さんが出向いてくれた。(普通は神社に参詣するので、玉屋の方も神事は初めてと言っていた)

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 式典のオープニングは、「一八太鼓」(同期生が中心)の演奏で始まった。
安部栄治君のエールによる校歌斉唱~会長・実行委員長及び恩師挨拶、そしてDVD「50年の歩み」(松永雅人君編集)の放映と続く。

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   (丸田耕一会長)
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        (竹中厚人先生)

 懇親会に入ると、東京から参加の山北英二君とはるばるカナダから駆けつけた大内富子さんから近況報告。
 その後、クラス対抗のフラフープ大会、抽選会そしてフォークダンスで盛り上がった。
 最後は、第一校友歌と「今日の日はさようなら」を全員で合唱。

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        (大内富子さん)
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        (安部栄治君)

 この後、二次会、三次会と深夜まで交流が続いた。
 翌日は、ゴルフコンペで20人が参加したそうである。

 とりとめもなく流れを追ってみたが、私はそれぞれの場面のデジカメ撮影で忙しく、殆ど飲食できなかった。
 とにかく、〝最後のイベント〟50周年行事はなんとか無事に終えることができた。
来年からは、毎年10月に簡単な交流・懇親会を行うこととなった。
 お互いの健康を心より祈念したいと思う。

原子力空母「R.レーガン」の横須賀配備に反対する

 今月1日午前中、横須賀を母港とする原子力空母「G.ワシントン」に替って「R.レーガン」が入港・配備された。通常型のミッドウェー(73年配備)から数えて5隻目だ。
原子力空母の配備に反対する市民は、抗議船を出し近くの公園では反対集会を開いた。

   横須賀に入港する空母レーガン
   (横須賀に入港する米空母「R.レーガン」。
    甲板上に「はじめまして」の人文字)

 かつて、軍事評論家のT氏やO氏などは「首根っこを押さえつけるみたいに、首都圏に配備されるのは日本だけで、屈辱的だ」と痛烈に批判していた。冷戦期は対ソ連、今は対中国と屁理屈と絆創膏はどこにでもくっつくものだ。

   反対集会
   (横須賀で開かれた反対集会。10/2)

 米議会では、対テロ戦にカネ喰い虫の大型空母は不要との意見も出るが、造船所を維持するために建造せざるをえないという皮肉な現実がある。
 ちなみに、最新型の「G.フォード」の建造費用は約81億ドル(7579億円)、年間維持・運用費4億2700万ドル(613億円)。この他搭載する航空機(約80機)や電子機器設備などを合わせると1兆円を超える。
 原子力空母の建造は、唯一バージニア州のニューポートニューズ造船所である。

 ニミッツ

 ところで、原子力空母の名前の由来について、忘れないようにメモしておく。
命名は三通りで、米国軍人・大統領・政治家の名前を拝借している。

   ニミッツ元帥
   (ニミッツ元帥)

 代表的なニミッツ級(10隻)の「ニミッツ」は海軍元帥。「G.ワシントン」や「R.レーガン」は大統領で、この他「D.アイゼンハワー」「T.ルーズベルト」「A.リンカーン」「H.トルーマン」「G.ブッシュ」。「カール・ヴィンソン」は下院議員、「J.ステニス」は上院銀議員・軍事委員長。「エンタープライズ」だけは例外。
 
    カール・ビンソン
    (カール・ヴィンソン)

 最新型のG.フォード級は当面3隻が予定され、「G.フォード」のほか「J.ケネディ」と「エンタープライズ」の艦名が復活するようだ。「J.ケネディ」は通常型空母につけられていた名前だ。

   フォード
   (「G.フォード」)

 こうした命名は本来、当人が亡くなってからその名誉のために付けるらしいが、そうした伝統を破って「カール・ヴィンソン」の場合は当人が存命中に名付けたという。
 
    原子力空母「ケネディ」

 いずれにせよ、原子力空母の横須賀配備に強く反対する!

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今川正美のブログへようこそ!

生年月日 1947年8月7日
住  所 長崎県佐世保市
学  歴 佐世保北高等学校
     卒業(66年)
     佐賀大学農学部農
     学科中退(68年)
職  歴 佐世保地区労書記
       (68年)
     佐世保地区労事務
     局長(94年)
政 治 歴 衆議院議員
     (2000年・1期
      社会民主党)