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DATE: 2015/02/11(水)   CATEGORY: 論評
「風刺画」とは何か、考えてみる
   フランスの週刊新聞「シャルリー・エブド」の風刺画が、世界中で議論を起こした。
そこで、風刺画とはそもそも何なのか、朝日新聞の記事(2月10日付)を見てみたい。

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――フランスの風刺の歴史では、教会や教皇はたびたび風刺の対象とされてきた。ただ「宗教を利用する権力者は批判するが、神やそれに次ぐ存在に風刺は向けられなかった」。「市井のイスラム教徒の気持ちを傷つけては、良い風刺とはいえない。本当の敵と戦うために、もう少し工夫が必要だったのではないか」。

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――日本の風刺にも長い歴史がある。天保期の浮世絵師・葛飾北斎の風刺画「くそ別所」。明治期の新聞「団団珍聞」は人物風刺のパイオニア。宮武外骨の「滑稽新聞」の伏せ字だらけの論説は、検閲制度を皮肉っている。「言論の自由が制限されていた時代の方が、風刺の表現は豊かだった」と楜沢健・早稲田大講師。

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――川柳は日中戦争が始まる頃にふくらむ。鶴彬は「タマ除けを産めよ殖やせよ勲章をやろう」と詠み、投獄されて亡くなった。

   ジェラール・ビヤール編集長
   (ゼラール・ビヤール「シャルリー・エブド」編集長)

――最近は、風刺を嫌がる人が増えたそうだ。ネットが風刺画の受け止め方を変えたらしい。「風刺とは、正しいとされる価値観や絶対的な権威をひっくりかえすもの」。
 あらためて、考えてみたい。
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